中小企業診断士の仕事とは
中小企業診断士とは国家資格を有した人がなることが出来るもので、中小企業診断士の仕事の内容はざっくりというと経営コンサルタントです。
中小企業診断士は、中小企業が抱える経営の問題点を診断し、解決案を提案したり、経営相談に乗ります。
流れとしては、中小企業から仕事を依頼(相談)され、診断士が会社に行き、解決案を提案するという流れが多いです。ただ、一方的に改善案をひたすら提案するだけではなく、一時的に経営に介入することから基本的なスタンスは「基本は自分たちの力で経営してください。ただし、大きい問題が起こったときは相談してくださいね。」といった感じです。
また、中小企業診断士には働き方として2つの種類があります。
1つは、「企業内診断士」です。これは、どこかの会社に就職して、その会社の経営診断をするという仕事です。実はこのような働き方をしている人が全体の7割ぐらいを占めていて、独立している人は少ないです。
独立しているタイプの人は「独立診断士」といいます。これはいろいろな会社とコンサルティング契約をかわして、経営相談にのるというものです。こちらは全体の3割程度です。
なぜ独立する中小企業診断士がこんなに少ないのかというと、中小企業診断士はもともと資格の難易度がかなり高く、実際取得する人は40歳代以上の人が多いです。その為、すでにそれなりの地位で働いている人が多いので、高給取りの人がわざわざリスクを負って独立しよう、とはならないのです。
また、資格をとったからとはいえ必ず中小企業診断士として食べていけるほどのスキルがあるか、と言われればそれはそうではありません。顧客がかなりいる状態でないと危険なので、実際は3割程度しか独立している人がいないのです。
しかし、いわゆる雇われタイプの「企業内診断士」であっても普段関わる情報は、自分の会社の経営状況に関することなので、非常にやりがいを感じて仕事を進めることが出来ます。また、企業内診断士はたいがい1社につき1人なので、影響力を持って仕事をすることが出来ます。
中小企業診断士の資格は非常に難易度が高く、合格率は5%、勉強時間は1000時間程度と言われています。資格に受かるにはお金の管理を学ぶ会計学から会社を動かす経営学、コンピューターにかかわる知識まで、とても幅広い知識が必要になります。短くても1,2年はかかりますが取得すればすぐに使える知識が多いので、非常に有意義な資格といえます。学生時代や20代の若いころに取得しておくと、かなり役立つでしょう。
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