法律事務所の仕事とは
法律事務所には、弁護士が必ずいます。どの弁護士でも、法律事務所では、法律相談を行い、離婚、借金、交通事故等、様々な相談に、親身になって応じていきます。弁護士の仕事は、専門によって異なりますが、いずれも依頼者がいてはじめて成り立っていて、依頼者が相談に来たさまざまな仕事を引き受けながら、法律事務所を運営しています。
たとえば、裁判が必要になる場合には、裁判所へ出向くことが必要になりますが、その前に、提出すべき書類を作成することが必要です。また、関連する法律を、専門家として調べたり、戦略を練る仕事も行います。
法律事務所では、弁護士が中心となってこういった仕事をしていきますが、弁護士を助ける役割の人達が何人かいます。一般の事務を引き受ける人達や秘書等も働いています。こういった人達は、法律事務所内で弁護士の指示によって、様々な事務作業をしていきます。
弁護士のような資格を保有していない人達は、弁護士の指示に沿って書類を仕上げることが仕事の中心となりますが、裁判所等へ出向くことも多くあります。
また、法律事務所を訪ねてくる依頼者と接して、要件を聞くなど、応対をまかせられることも多くあります。依頼者の中には、犯罪等を犯した人達も含まれますので、そういった人達とも、臆することなく、対応出来ることも必要な仕事です。
弁護士が業務で法律事務所に不在のことも多くありますので、留守番のような役割を果たす事務員の仕事もあります。弁護士不在の間にかかってきた電話等で、仕事になることも多くありますので、再度連絡できるよう依頼者の要件と連絡先を聞いておくことなども、重要な仕事です。
法律事務所で働く人達は、依頼者の相談に関して口外しないことが必要です。法律事務所の事務の仕事は、気疲れをすることもありますが、週2日くらいの勤務日数から募集をしているところもありますので、割り切って働くことが出来る人達には、向いているでしょう。