税理士事務所の仕事とは?

税理士事務所の仕事とは

税理士の仕事は大きく分けると、下記のようになります。

1.税務代理業務

税務署で確定申告をしたり、税務調査に立ち会ったりします。

2.税務書類の作成

納税前の申告書を作成します。基本的に個人で行ってもできますが、専門知識が必要なため税理士に依頼する場合が多くなります。

3.税務相談業務

毎年2~3月は確定申告時期です。税務署や市町村で無料の税務相談会が開催されますが、それを行っているのも税理士です。

4.会計業務

財務3表や会計帳簿の代理代行、また月次決算業務などを行います。

5.コンサルティング業務

経営や税金の対するアドバイスを行います。その他に節税対策や企業の資金繰りに対するアドバイスも行います。

6.その他

その他にも様々な仕事があります。近年では納税申告に関する業務だけ行う税理士よりも、経営に関するアドヴァイスや資産・遺産相続全問といったように得意分野で活躍する税理士も見受けられます。

次に、実際、税理士事務所ではどのような仕事をしているのでしょうか?

  1. クライアントの会計資料を預かる。
  2. 資料を見ながら、会計ソフトに入力をする。以前とは違って、煩雑なことは会計ソフトが全部やってくれるので便利になっています。
  3. 一か月の貸借対照表と損益計算書を完成させて、社長に報告する。
  4. 上記1~3を毎月繰り返し、一年経過後決算を作成する。

上記の仕事が税理士事務所の主な仕事で、全体の8割を占めています。

税理士事務所は、社長さんと接触する機会が多く、士業と呼ばれる仕事のなかで最も社長と懇意になることが多い仕事だと言えます。企業の内情を数値で把握しているため、社長さんも気楽に相談しやすいのかと思います。

今後求められる税理士事務所は、税務知識だけではなく、クライアントの「ビジネスパートナー」として企業のことを一緒に考え、社長と一緒に企業を支え発展させていけるような組織になるでしょう。

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