今回は、私自身の経験から退職する前にしておいた方が良いことをまとめてみましょう。
退職前に有給休暇を消化する人も多いと思いますが、転職活動だけではなく、以下のような点も実施しておくと良いでしょう。
退職前にすべきこと①:「転居する」
転職を機に転居することをお考えの方も多いと思います。
新しい土地で人生を変えたい、今の会社の人間関係を断ち切りたい、生活水準を見直したい、など色々理由はあると思いますが、転居を考えているなら、是非、退職前に転居しておきましょう。
転居する時、普通は家を新たに借りることになりますが、家を借りるにも「審査」があります。
ほとんどの場合、保証会社の「審査」が必要で、審査の際にポイントとなるのが「勤続年数」と「現在の年収」になります。
一旦、会社を辞めてしまっては「勤続年数」と「現在の年収」もゼロベースで審査をしてもらうことになりますので、思うような物件を契約できないことも多々あるわけです。
できれば、まだ退職することを職場に公表していない段階で、会社にはこっそり転居しておき、転居がかんりょうしてから、会社に退職届を出すというのが理想的です。
もし、退職直後にこのページをご覧になっているのであれば、前の会社には申し訳ないのですが、勤めている前提で「勤続年数」と「現在の年収」を審査書類に書くしかないかもしれません。
もしくは、新しく転職を考えている先の会社の人事の方に相談するのも一つの手です。
退職前にすべきこと②:「クレジットカードを作る」
転職すると当初は生活が大きく変わります。当初、給与も下がるケースも多いと思います。
そんな万一に対応できるように、クレジットカードを作っておくことをおすすめします。
クレジットカードを作る際にも「勤続年数」と「現在の年収」が審査に大きく影響します。ですから、転職する前の “好条件” のうちにクレジットカードを作るのが良いのです。
作るクレジットカードは、万一の生活費をまかなえるように「キャッシング機能」がついたカードが良いでしょう。
ただ、クレジットカードを作る時には、注意点が一つだけあります。
クレジットカードを作る際、クレジットカード会社は審査をしますが、その際、信用情報機関に情報開示を申請します。そして、情報開示を申請した履歴は数ヶ月、信用情報機関に残ってしまいます。
何個も履歴が残ってしまうと審査落ちということになりかねませんので、申し込むクレジットカードは2つ迄に留めておくようにしましょう。
ちなみに、私は転職する前に「クレジットカード」を2枚作りました。
私が検討したクレジットカード
せっかく作るのなら、普段のお買い物でポイントが貯まるお得なカードがおすすめです。私は上の中からイオンカードとシェルPontaカードの2つを選びました。
一旦、退職してしまうと、新しい転職先が決まっても意外に審査に手こずってしまいます。
是非、退職前にやっておくようにしましょう。