ナポレオンの名言集
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの優れた言葉を「名言」として残してきました。
ナポレオン・ボナパルト(1769年8月15日〜1821年5月5日)は、フランスの革命期に生きた軍人・政治家です。
卓越した戦術で下級貴族から一代でフランス帝国の皇帝にまで上り詰め、一時はヨーロッパ大陸の大半を支配しましたが、ロシア遠征で大敗したことをきっかけに勢力を弱め、最終的にはワーテルローの戦いで連合軍に敗れて、流刑地で病死しました。
今回は、ナポレオンの名言の中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「名言」を独断と偏見で選んでみました。
- 戦術とは、一点に全ての力をふるうことである
戦術とは、突き詰めると全力を一点に集中させることである - リーダーとは「希望を配る人」のことだ
リーダーとは進むべき方向とそこにある希望を見せ、導く人のことである - 一頭の狼に率いられた百頭の羊の群れは、一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れに勝る
集団の戦力は、指揮官の能力が大きく左右する。個々の能力を生かすも殺すも指揮官次第である - 勝利はもっとも忍耐強い人にもたらされる
勝利を最終的に決定づけるのは、物事に取り組む忍耐力である - 真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者のことである
誰しも人生において不幸はあるが、英雄と凡人を分けるのは不幸を乗り越え、自分の糧にできるかどうかである - 愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る
愚人は昔の栄光を語り、賢人は現在に栄光を作り出し、狂人は未来の栄光を妄想する - 天才とは事実の中で思索することである
目の前の事実で考え、立案して実行できる人が天才と呼ばれる - わずかな例外は別として、数の優勢な方の部隊にこそ勝利は保証されている
数は力であり、相手よりも数において勝る状況を作り出すことが最重要である - 有能の士はどんな足枷をはめられていようとも飛躍する
有能な人物はどんな境遇に置かれていても才覚を発揮するものだ - 人のあいだにおける最も神聖なものは良心である
人の心の中にある良心は最も神聖なものである
ナポレオン・ボナパルトの名言
偉人たちの名言は、私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。偉人たちの名言を時には眺めて、人生を実り豊かなものにしていきたいものですね。