ブラック企業を見極める方法とは?

今回は、「ブラック企業を見極める方法」についてです。

最近耳にすることの多いブラック企業を見極めるには、会社の情報を集めることが大切です。まず、ホームページなどの会社情報や求人情報をチェックしてみましょう。

ホームページ等に「社員の声」といったものを掲載している場合がありますが、あまりにも「やりがいがあります」「働きやすい会社です」「充実しています」とありきたりな文章校正であり、いいことしか書いていないような会社には注意が必要です。人が働く上で何の問題もなく、充実した会社であることなんてほとんどありません。大なり小なり辛いことはあるものです。人と言うのは個人でも企業でも、臭い物に蓋をする傾向がありますから、ダメな部分を隠そうとする時には、必ずと言って真逆なことを言いがちです。

また、頻繁に求人広告を出している会社と言うのは、それだけ人の出入りが頻繁に行われているという事ですので、注意が必要です。

出来ることならば、その会社で働いている方の意見を直接聞くことが出来ればいいのですが、現実には入社していないと分からないことが幾つもあります。しかし、実際に働いている方と接することが出来る時間があります。それが、採用面接です。

面接官が疲れ切っている表情を見せていたり、やたらと「続けられるのか」といった質問をしてくる、ような場合はわかりやすいのですが、面接官が「うちの会社は働きやすい」と言ってくる、そして、やたらと「愛想がいい」などの場合も「ブラック企業」の要注意信号かもしれません。ブラック企業の場合、スタッフが直ぐに辞めてしまいがちで、人手不足であることが多く、出来れば早くにでも人を入れ、出来れば長く勤めて貰いたいと願っているからです。また、スタッフのストレス度が高い為に、人間関係もギクシャクしていることが多く、そういった問題点を隠す為に愛想よくされることがあるので注意が必要です。

福利厚生や勤怠管理などで定められた法律をしっかり守っている会社(ホワイト企業)であれば、そんな簡単に社員は辞めたりしませんので、甘い言葉や態度で入社を誘うというアクションを起こしません。ちなみに“ホワイト企業”ならば、自社にとって必要な人材を見極める内容の面接を行うでしょう。

また、会社の外装にこだわりを見せている企業もブラック企業の可能性が高いので注意しましょう。外装工事というのは想像以上にお金が掛かる物です。それだけ工事費を掛けられるというのは、業績が良い会社であると判断しがちですが、優秀な経営者は、業績が良いからと言って、やたらと外見の見栄えを気にすることはありません。見栄えに投資をしても何の利益も生み出さないことを知っているからです。今の企業のトレンドは、従業員にお金を投資する流れです。会社の外見に目が行くということは、従業員に目が向いていない表れでもある可能性が高いので、ブラック企業を見極める方法として有効でしょう。

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