ネイルアーティストの仕事とは
ネイルアーティストの仕事は、人に見られることの多い指先のケアを行う仕事です。
以前は女性の爪先を整えてマニキュアを塗ったり、爪に絵を描いたりするのが主流でしたが、最近では、ネイルアートも多様化されていて、女性だけでなく男性も楽しむようになってきました。
ネイルアーティストになる為には、通信教育やスクリーングなどで爪の構造を理解し、どのようなアートがあるのかを勉強します。また、実際にネイルアートを行って、技術を向上させていきます。
お客様の要望にも答えなければならないので、コミュニケーション能力が必須になってきます。
自分でおすすめのデザインと、お客様が要望している物とは違っていることもありますので、徹底的に話し合って、お互いの理解を深めていくことでより良い人間関係を築き上げ、お客様のご満足いただける手先を演出することが出来ます。
以前は、ネイルアートと言っても、綺麗にマニキュアを塗って、絵を描いてもすぐに剥がれてしまいましたが、最近では品質がどんどん良くなって来ています。ジェルネイルと言って、ネイルに特殊なプラスチック製のジェルを塗り、そこにアートを施していきます。ラインストーンやラメ、シールなど、様々な物を使ってアーティスティックな爪を作り上げていきます。シンプルな物から、可愛らしい物や、セクシーな物、魔女の爪のような長い物まで多種多様な物を作ることが出来ます。
ジェルネイルなら、水にも強くお料理をしてもお風呂に入っても取れにくいのが特徴で、子育て真っ最中のお母さま方にも人気があります。
男性でも、手際を見られるお仕事をされている方の場合、ネイルのケアを希望される方も多くいて、自分では出来ないようなプロの手によるケアを希望しています。綺麗な手の男性の方が印象が良くなりますから、ネイルに気を使う男性が増えています。
ネイルアーティストは基本的に人と接する仕事ですが、人と接するのが苦手な方の場合は、ネイルチップにアートを施して販売するといった方法もあります。この場合は、本当に自分が作りたいと思った物を作ることができ、作家として人気が出れば高い収入を得る事が出来ます。
ネイルアーティストの仕事は、結婚式や、お祝い事のパーティーなど、華やかな時の演出にも欠かせません。女性だけでなく、多種多様な方の綺麗を応援出来る素敵なお仕事です。腕次第といった面もありますが、まだまだ今後も需要があるお仕事といって良いでしょう。