アフィリエイターの仕事とは
近年、副業を容認する企業が増えています。終身雇用制度が崩壊したり、不景気が目立つ昨今、給料だけでは生活が苦しくなったりする中で副業容認の流れが生まれてきているのでしょう。
その結果、以前と比べて副業を前向きに検討する人たちが増えてきています。
その火付け役となっているのが、アフィリエイターです。
広告を作って指定された商品を紹介するアフィリエイトは、元手なしでスタートできるので副業に興味を持つ人が次々に参入してきます。多くの人はアフリエイターになってアフィリエイトをすれば、すぐお金を稼げると誤解していますが、アフィリエイターの仕事は、想像以上に過酷です。
では、アフィリエイターの仕事を見てみましょう。
最初のうちは、自分のサイト作りからスタートします。ブログやサイトを立ち上げ、自身の名前を売ります。その際、複数のブログやサイトを持つことが必須条件です。なぜなら、1つのブログやサイトでお金が稼げるほど、安定している商売ではないからです。
次に、記事を更新します。
記事と言っても適当な日記ではなく、人が読みたくなるような記事を書きます。名前を売るというのは、一種の集客です。信頼も保障もない相手から、商品を買う人などまずいないのが当たり前です。自分がどんな人間で、どんなことをしているかをネットユーザーに知らしめます。そうすることで、ブログやサイトを見てくれるユーザーからの信頼を得ます。これを約半年間、ひたすら記事を更新して閲覧者を増やします。
ここからやっと本題です。
自身のサイトに、広告を貼ります。とはいえ、ただ広告を貼っても商品は1つも売れないです。この広告作りが、アフィリエイターの腕の見せ所になります。
商品を買ってもらうには、その商品の紹介文を載せます。人々が手に取りたくなるような、魅力と利便性が重要です。紹介文1つで、大きく売り上げが変わります。しかし、紹介文作りには正解はないです。どんな文章が惹かれるか、どんな文章が読みやすいかはすべて実践がモノを言います。試行錯誤しながら場数を踏むことで、一般ユーザーの購買欲を理解していきます。
広告を作ったあとは、買う人が現れるのを待つだけです。
アフィリエイトは実力世界、自分の腕次第で収入が決められます。これが、アフィリエイターの仕事です。
しかし、世間が思っている以上に、楽ではない世界が待っています。アフィリエイト1つで成り立つ人は、全体の5%だけです。アフィリエイターとして稼げない人は、バイトをしたりライター記事を書いたり生計をつなげます。
アフィリエイターの仕事は、一言で表すと、釣りと同じです。
どこに餌をまいて、どこに魚が来るかを予測してひたすら待ちます。研究に研究を重ね、やっと魚が釣れるようになります。魚の大きさを決めるのは、自分です。
アフィリエイターは、待ってるだけでなく、自ら行動して商品を売り込む姿勢が大事です。