スタイリストの仕事とは?

スタイリストの仕事

スタイリストの仕事とは

スタイリストの仕事は、テレビ番組やコマーシャル、映画やミュージックビデオ、雑誌やチラシやカタログなどの媒体で、モデルや俳優などの出演者が着用する衣装を選んだり、身に付けるバッグやアクセサリーなどの小物を全体とのバランスを考えてコーディネートする仕事です。

スタイリストは、身に付けるものだけでなく、モデルとなる人や宣伝したいものを引き立てるような背景を作るため、周辺に置く物などもトータル的にコーディネイトする事も任されます。

スタイリストは、仕事の依頼を受けたら、打ち合わせを重ねて、番組に合った衣装を決めて行きます。衣装は購入するより、リースと言って業者からレンタルで借り受ける事がほとんどなので、業者に依頼をする事も大切な仕事です。ただ、借りるといっても、契約を結ぶことになるので、責任も重大です。業者にとっても自社ブランドの製品を情報媒体で着用してもらう事は良い宣伝になるのですが、汚したり傷が出来たりしないようにしてきちんと返却できないと業者からの信用を損なってしまいます。

また、決めたアイテムをきちんと揃える事が出来ないと、今度は仕事の依頼主からの信用を失ってしまいます。依頼主と、業者との間で、衣装を揃えて管理するも大切な仕事の一つです。

その後、衣装を着用する予定の人に実際に身に付けてもらってコーディネイトを固めて行きます。
女優さんやモデルさんには衣装にこだわりのある人もいます。予定通りの衣装を身に付けてもらえない事もあるので、撮影の現場で急に他の衣装を用意しなくてはならなくなったり、コーディネイトを変更する必要が出る事もしばしばです。スタイリストは、そういった不測の事態にも備えたり、さっと対応できることが要求される仕事です。

撮影などの現場では時間が事前に決まった通りにはいかない事もしばしばです。撮影現場によっては、屋外の暑い場所や、寒い場所で長く待ったり、深夜や早朝に出勤しなくてはいけない事もあります。撮影が続くと休みも取れなかったり、衣装のリースの予定を延ばしたりする事もあります。そのための連絡や管理もスタイリストの仕事の一部です。スタイリストは自分のファッションセンスを生かしいて衣装を選ぶだけではなく、裏方として必要な事務的な作業もたくさんしなくてはいけません。

スタイリストの仕事は決まり切った場所や時間の中で動く仕事ではないので、苦労もありますが、自分がコーディネイトした衣装を着てもらい、人を輝かせる事が出来る、大きな喜びのある仕事です。

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